CROSS Business Producersでは、2012年より「将来予測」と呼ぶ将来を予測するプログラムを展開しております。このプログラムは、私たちの社会が今後、どのように変化していくか、自分たちなりの視点、視座に立ち、予測を行なっていく活動です。
米国 Institute For the Future (IFTF, 未来研究所)、ならびに英国 School of International Future (SOIF)、の展開する未来予想手法を基に、当社では、日本の企業向けに、より日本人の発想に馴染みやすい形でアレンジを行い、クライアントの皆様へプログラム提供を行なっております。
未来とは、まだ見ぬ将来のことであり、どのように予測を描くか、そこに正解はありません。私たち現代人は、自分自身の生きる道について自由に想像を広げ、自らの意識によって、道を選んでいくことが可能です。しかしその一方で、例えば東京でオリンピックが行われるといった大きなイベントごとや、定期的に実施が決まっている会議体など、こうしたことは余程何か予定外のことがなければ、予定通り将来、実施されることと考えられます。
ここで、当社が目指している将来予測とは、企業組織が目指す未来の姿であり、自分たちの属する組織がどのような形になっていくか。自らの視点・視座に則り、考えていくことです。
結論としてどのような将来を描くか、というよりも、より多くの可能性を拾い、もしもこうだったらどうなるのか。様々な未来の兆候を踏まえ、様々な可能性を想像すること。またそれ らのストーリーを組み立てていく過程そのもの、なぜどのような事柄を将来の予測の中で強く意識したのかといった選択が重要となります。
また、2015 年より、当社独自の予測ストーリーを発表しております。下記の冊子は、例年行なっている独自の予測 2019 年版をさらに改訂するとともに、2021 年、世界中を歴史的なパンデミックの嵐の中に陥れた Covid-19 による影響を独自に緊急リサーチし、分析を試みています。是非とも、本冊子を皆様の将来予測を実施する上での討議の土台としてご参照頂けますと光栄です。
→Future Vision Story 2050
将来予測プログラムの実施については、討議のベースとなる将来の「シグナル」をカード化したシグナルカードや、将来予測プログラムの手法、ノウハウをまとめたテキストブック、ワークブックを用意しております。
ご要望に応じて、プログラムを実施するためのトレーニング等も行っておりますので、ぜひお問い合わせください。