JP EN

FUTURE VISION 2050

CROSS代表の三木言葉です。

 

先日1月9日、10日と、自社合宿を新年早々行い、今年の計を皆で語り合うと共に、2050年までの未来ビジョンを皆で形成すべく、語り合いました。

 

これは私たちが、クライアントに展開している「未来ビジョニング」の手法を用いて、現時点の世の中の事実たる動きを「シグナル」として、かき集め、2015年から2050年まで、それらが段階を経てどのような影響を持ち、変化し、結果となっていくか、「フォーサイト」としての予測を取りまとめたものです。

 

 

 

っとまあ、こんな感じで作業を進め。

 

 

特に今回はビジュアルを用いた予測と討議に時間をあて、補足として統計データなどを付帯的に参照しながら予測活動を行いました。

 

 

約1日のセッションを通じて、2050年の社会はどうなるのだろう、このままの流れで行くと、私たちの予測は、「LESS EVERTHING」と予測しました。

 

様々なものがLESSになる時代。

 

これがポジティブ予測のまとめ表です!

 

 

代表的なものを略して、「B.A.P.」。

 

1.BORDERLESS

 

→ 国境の壁が更になくなり、言語、通貨・貨幣、税金、法制度などの壁がなくなる?現在も話題となっているビッグデータを握り、これらを操ることが出来る国家、企業などがイニシアティブを取り、幾つかの「情報」を基とした争いを超えて、現在の国際取引の壁となっている事項が取り払われて行く。地球全体がより明確にひとつの市場として、ひとつの社会、経済単位へと統一されていく可能性がある?ここでパワーを持つプレイヤは、「情報」を抑えているプレイヤ。

 

2.AGELESS

 

→ 多様な技術の発展、ナノマシーンの浸透、若返りカプセル、バイオ技術発展による製薬の精度向上などにより、人は老いから解放され、80歳の老人も20代や30代のような人類が理想と考える外見に固執し、維持し続けることが出来る?その替わり、人はベッドではなく、密閉された特殊なエアを吸う若返りカプセルで機械で管理されながら眠る?究極には、人間は、機械に管理され、思考や経済生活だけではなく、物理的にも肉体を管理される温床となり得る。そんな生活の身近には、生活ご支援ロボットという名の管理者がいるかもしれない。

 

3. PRICELESS

 

ビッグデータを基とした情報戦の結果、地球を一つとした社会の中で、我々は老いから解放され、一見永遠な幸せを手にしたようであるが、超管理社会の中で、肉体すらもカプセルやロボットにより監視され、管理される時代になっているかもしれない。

 

こうした社会の中で、一部の、いや多くの人間が、もしかすると、人間にしかない「感情」、「心のぬくもり」を基とした暮らし方、スピードやビッグデータ分析によるITの便利さと無縁の生活を追究しているかもしれない。

 

いやもしかすると、超ハイパーテクノロジーにより支えらる都市空間の生活と、ぬくもりを中心軸に据えたコミュニティが生まれた海や山村などの街・村が、今以上に確立され、新しい生き方が誕生しているかもしれない。

 

こうした自由な生活を支えるのは、再生可能エネルギーに支えられた空を飛ぶパーソナルモビリティの機械。現在は車と呼ばれている道具ですが、もはや車ではない。飛行機でもあり、人がゆっくりする箱でもあり、近所に行く自動運カーでもあり、海や川の上を走る船でもある。

 

*こんな社会になるかな?と予測したのが大きなハイライトです*

 

その他のLESS例としては、

HARDLESS

PCLESS

TOOLESS

CURRENCYLESS

SICKLESS

TIMELESS

WORKLESS

HUMANLESS

 

など、様々に議論にあがりました。

 

たとえば将来は、パソコンはハードが物理的になくなり、空間に浮遊する見えないハードエンジンを呼び起こし、空間に浮き上がるキーボードとモニタで操作することが出来るでしょう。

 

人の眠るベッドも、物理的に存在する必要はなく、眠る時だけ、TEMPURのような柔らかい雲のような心地のエアクッションがフワッと、アラジンの魔法のランプから飛び出すように浮き出し、そこに眠るのかもしれません。

 

トースターも現在のようにハードは必要なく、電子機能が乗っかった特殊な巻き紙を拡げると、機能が使える。使わない時は巻いてしまっておくだけ。

 

つまり、私達の家からは究極にモノがなくなり、生活空間は、モノLESSになっていく可能性が考えられます。

 

そんなかんな、私たちの予測は、このままだと、とっても、LESSな時代へ。

 

でも、そんな何もかも、便利だけど、機械ばかりが賢く、管理している社会に歓びはあるのか?

 

ビッグデータ、大いに良い。でも、人の心、ぬくもりを、だからこそ、より大切に、人が温かいそんな時代を創って行きたいと、切に考えさせられました。

 

温かな時代へ。

 

この予測をどう実現して行くか、クライアントの皆様と、力を合わせて、より具体的な明るく良い未来を創るべく、力を合わせて、良い予測を形に、実現に持ち込んで行きたいと思います。

そんな社会の担い手となるべく、更に今後も一歩一歩、日々頑張ります!

 

 

ちなみに、こちらは、ネガティブ系をまとめた予測です。

 

やはり肥満問題が。。。><。。。

 

 

 

なお、これら未来ビジョンは、今後、継続アップデートをして参りますので、また続報をお楽しみに!!もちろん、クライアントの皆様へは、個別に手厚く詳細、プレゼンさせて頂きます!!

 

あらためて、今年も宜しくお願い致します!!

 

三木言葉