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世界の食料問題に取り組む国際協力NGO「ハンガー・フリー・ワールド」理事就任のご挨拶
参加者目線による未来ビジョンセッション報告
7/22に複数社合同の未来ビジョンセッションを実施させて頂きました。
毎回様々な業種、年代の方々に参加を頂いているこのセッション、
今回弊社のアドバイザリーを務めて頂いており、
毎回未来ビジョンのセッション取材を行ってくれている佐藤和文さんに参加者として参加頂きました。
その佐藤さんがセッションの様子をブログに取り上げてくれました。
http://www.media-project-sendai.com/?p=969
メディアの将来をビジョニングしている佐藤さんの未来ビジョン。
明るい未来がまだ見えない新聞業界に光を照らすべく、もっと業界のいろんなプレーヤーを巻き込みながら新聞業界の未来を見据えていけたらなと思っております。
改めて参加者の目線でセッションの振り返りを聞くというのはすごくCROSS Business Producers社にとって新鮮なものがあります。
是非皆さんも読んで感想をお聞かせ下さい。
スイスIMDプログラム参加レポート
IMDをご存知でしょうか?スイス・ローザンヌにある世界トップランクのMBAスクールです。
6/15(日)?6/20(金)の日程でスイスのビジネススクール・IMDのローザンヌのキャンパスにて行われた1週間のエグゼクティブ向けグローバルプログラム「OWP」に早稲田大学のサポートも受けながら参加してきました。
IMDのユニークなところは、エグゼクティブ(経営幹部)教育に完全に特化しているということ。90人という小規模なMBA(経営学修士プログラム)も行っていますが、IMDの活動のほとんどは若手マネジャーから部長、役員、社長といった幅広い層の企業幹部に対する教育とそのための研究です。
参加者は世界中から業種問わずエグゼクティブやその候補が約500人。
みなさんやる気も実力も十分でエキサイティングでした。
自国にイノベーションをもたらしたいと、とある国直轄の戦略室からも学びに来ていました。
テーマはグローバルリーダーに必要な要素についてであり、レクチャーと討議を中心に自分たちの経営の血肉にしていくというプログラムです。
具体的には「戦略創造」、「経営幹部の視点」、「ステークホルダーマネジメント」、「自分自身の鍛錬」と、4つの点からパフォーマンス創造する為のプログラムとなっています。
プログラムは朝8時半から「Morning Plenary Session」「Morning Streams」「Lunch」「Afternoon Streams」「Activities for the Complete Executive」「Keynote」「Dinner」と22時まで続きます。
ランチやディナーはオープンビュッフェスタイルで自由に参加者同士でコミュニケーションがとれるよう時間も長めに設定されています。
驚きはこのビュッフェが美味しいこと美味しいこと。
議論で乾ききった脳みそには大量のカロリー補給が重要です。休憩時間に食べるチョコとバナナだけでは追いつきません。
毎日料理のテーマが変わり、アジアンデーやブラジリアンデーなど楽しませてくれます。
デザートも豊富で更にスイスで有名なモーベンピックホテルのアイスクリーム屋までもが来てくれます。
舌の肥えたエグゼクティブの満足を得るためには胃袋を掴むのも大切ですよね。
大きな学びのポイントとしては「イノベーション創造とその手法」「戦略提携・パートナーシップ推進のアプローチ」「経営者に必要なビジネス以外の要素」の3点です。
「イノベーション創造とその手法」
様々な目的でこのプログラムに各社参加されていますが、最も多かったのはイノベーションとはなにか、イノベーションをどのようにして組織に定着させていくのかということです。
日本の企業は悩んでいます。でもどこの国もどうやったらイノベーションがおこせるのかと必死に頭を悩ませていました。世界の課題はある種共通です。
イノベーションに関する学びは「ガバナンス」「リーダーシップ」「カルチャー」「ファイナンス」「グローバルバリューチェーン」と多角的にイノベーションを考え、それをトップを巻込みながら実行していかなければならないということです。
これまでイノベーションはR&Dや研究開発に向けられていましたが、プロセスや組織などそれぞれにおいてイノベーションが必要であり高く的にイノベーションをおこすためにはトップの主導とイノベーション専門組織を置くことが重要であるということを学びました。
「戦略提携・パートナーシップ推進のアプローチ」
戦略提携についてはパートナーシップビジネスを大きな戦略の一つとしている会社それぞれに来て頂きその手法のレクチャーと討議を行いました。
特に面白かったのはケーススタディを用いたロールプレイングです。
それぞれ企業の役割を与えられ事前情報を元に別のチームと討議をして提携をまとめるロールプレイングを行いました。
実際の討議を通して交渉の仕方やWin-Winになるための条件について実践を通じて学んでいくのです。
交渉経験が少ない日本人にもとても有効な方法ではないかと感じました。
「経営者に必要なビジネス以外の要素」
IMDのプログラムがユニークなのはこれら知識だけでなく、精神的、社会的、感情的、にもエグゼクティブであれということでエクササイズや脳科学、栄養学などビジネス以外のアクティビティもあるという部分でした。
日本の大学ではあまり取り入れられていない手法でエグゼクティブ向けのプログラムに特化しているからこそのプログラムであると感じました。
エクササイズは驚きです。オフィスで出来るエクササイズなんですがストレッチとかそんな生易しいものではありません。
椅子を使ってするスクワット、デスクを使ってする腕立て伏せ。翌日すぐに筋肉痛になるほどハードでした。
その他にも卓球やレゴの組み立て、チェスなどバリエーション豊かなコンテンツが組まれていました。
最後の締めは船上パーティーでIMDの目の前に広がる美しきレマン湖を半周するボートクルーズが用意されています。
ヨーロッパでも有数のリゾート地でするクルージングは景色も空気も最高でした。
もちろんパーティーディナーも。
頭も心にもめいっぱい詰め込んで帰るという面白いプログラムでした。
ここから更に高みを目指すためのプランがIMDにはたくさん用意されており継続することで強い組織にするための仕組みがしっかり組まれていました。
帰ってからさっそくIMD日本代表の方とも打合せも行い、良いプログラムをお客様にも提供できるように準備を進めております。
我々のお客様企業にも、こういったものを織り交ぜ、グローバルでのつながりも創りながら一緒に強くなっていきたいなと感じました。
番外編で、この時期はワールドカップ期間。
スイスはFIFAランキングも6位と強く、大人気スポーツのため大盛り上がりです。
IMDの前にはパブリックビューイングできる巨大スクリーン広場があり授業中も大歓声が聞こえてきます(サッカーファンには辛いw)
対岸はフランスなのですがかの有名なエビアンがあります。
ということで車を借りて車の中で振り返りと戦略討議をしながらエビアンまでGOしてきました!
ラベルの様な連山を想像していたら…街!カジノまである!
もともとエビアンの原点はこの街という意味でしたがきちんとカシャ水源は健在でした!
沸いてる水、ボトルよりも美味しかった!!!
2014年度 サマーインターンシップ 募集開始!!!
2014年度 サマーインターンシップ 募集要綱
一緒に未来を掴みたい。私達CROSS Business Producersでは、学生の皆さんに怖じけることなく自分の能力以上の壁に立ち向かって頂きたいと思っております。諦めずトライし続ける姿勢を持った人のみがお客様の要望に答え、信頼を勝ち取ることができ、自分よりも高い壁を乗り越えることができる。そんな覚悟をもってエントリーして頂ける方を、ビジネスプロデューサー見習いのインターンシップとして募集します。
「インターンシップ実施期間」
? ?・ 2014年 8月 11日 ~ 2014年 8月 22日(実働10日間以上)
「インターンシップ実施中就業時間」
?・9:30~18:30(休憩1時間)
「受入人数」
?・若干名
「実施内容」
・未来創造ビジョニング
今我々の顧客である大企業に必要なことは未来予測からビジョンを形成し実行に落し込む力です。このインターンシップでは企業戦略を生み出すための要となる未来を創造して頂くべく、調査を通じた戦略策定を行って頂きたいと考えております。調査はコンサルティングの基礎かつ要ですし、正しい調査によってしか正しい戦略は生まれません。
具体的には東京オリンピックや未来の技術動向を調査し、その先にやってくる未来像、その未来で取り組むべき事業についての仮説構築、提案を行っていただきたいと考えています。
「実施場所」
?・東京・虎ノ門(弊社Discussionラボ)
「報酬」
?・なし
「交通費」
?・選考過程においては支給無し
?・インターンシップ本番実施については支給する(遠方からお越しの方は応相談)
「服装」
?・スーツ、ビジネスカジュアルも可
「応募資格/条件」
?・大学生、大学院生 ※学部、学科不問
・実施期間を通じて終日参加できる方
・英語力をある程度お持ちの方(英語文献の調査などがあるため)
・会計・ファイナンス知識、M&A知識等は不問
「選考基準・求める人物像」
・我々のビジョン、ミッション、事業内容に賛同し、「グローカル」に羽ばたく事業創造に興味がある方
・常に面白いこと、イノベーティブな発想を持ち、前向きに明るく楽しく仕事をしたい方
・プロフェッショナルとなることを目指すユニークな仲間
・グローバル志向が強く語学アレルギーがないこと
「応募締め切り」
?・一次募集2014年 6月 20日(金)
・二次募集2014年 7月 11日(金)
「プロセス」
?応募締め切りまでに写真付き履歴書及び志望理由書(A4 Word形式にて、1200文字程度)を提出(郵便メールどちらでも可)下さい。書類審査通過後、面接をさせて頂き、合格者のみインターンシップへの参加となります。
「送付先」
?メールの場合
info@crossproducers.com
?郵送の場合
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3丁目4番7号虎ノ門36森ビル10F
CROSS株式会社 採用担当 宛
Makerが変える世界 ?NewYork編?
先日、我々が着目しているMakerムーブメントについて米国パロアルトに本拠地を置くパートナーであるIFTF(Institute For The Future未来研究所!!)と共同で行った中国深センのMaker Faireツアーを取り上げました。
本日は5/21,22の日程で開催したMaker Citys in New Yorkについて取り上げます。
ものづくりにおいてこれまで大型の機械を導入して大量生産し均一なものをそれぞれ購入するというモデルが一般的でした。
しかし3Dプリンターが登場し、日本におけるFab Cafeを代表とするような電子工作のムーブメントなど、頭のなかにあるアイデアを具現化するツールの普及によって誰でも必要でほしいと感じるものをパーソナルに簡単に作れるようになっていくような時代がすぐそこまでやってきています。
この変化は、ものづくりの根本の考え方そして今後のビジネス、ひいてはライフスタイルに大きな変化をもたらすであろうことが予想されています。
Maker Citysとはこの大きな変化のムーブメントを加速させる都市単位での取組に着目をし、政策に取り入れて加速を図るメキシコを始めとし、中国深セン、ニューヨーク、サンフランシスコと回っていくツアーを指しています。
MITの研究者、中国の大手ベンダーHUAWEIのオープンイノベーションチーム、スイスの携帯キャリアSwisscomのオープンイノベーションチーム、FINPRO、NATO、そしてラグジュアリーブランドの大家CHANELまで多岐に渡る業種の企業がこの新しいムーブメント、そして未来に興味を持ち参加しています。
NYは米国の中でも歴史的な年であり、戦後世界をリードしてきた最先端の街の一つでもあります。そんな最先端の都市が考え、見ている新しいものづくりの概念について先進的に取り組む企業を訪問して話を聞いてきました。
1.Etsy
Etsyとはブルックリンに本拠地を置くオンラインのコマースプラットフォームで、2005年に創業した会社です。
家具や洋服、アクセサリー等多岐にわたって手作りで作られたプロダクトを集めて流通させるプラットフォームとなっています。End Mass Productionを標榜し、3500万人の会員を抱え、120万セールスを記録する世界最大級のパーソナルメイドのプラットフォームです。
日本では私達の友人村式株式会社が運営するiichiがありますね。
Makerの取組は創るだけではなくそれを市場とつなぐプラットフォームがあってはじめて機能します。Person to Personを繋げてほしい物を手にできる文化をつくり、人々の購買の考え方を新しい時代に向けて変えていけるように励んでいます。
2.MakerBot
MakerBotはブルックリンに本拠地をおき、2009年に創業した3Dプリンターの会社です。
制度が高い機械を開発し売ることはもちろん、アイデアを3Dデータ化するお手伝いや普及するための小売店を持つことなどオープンソース化して市場に爆発的にこの3Dプリンターの製品及び考え方が普及する為の産業づくりに取り組んでいます。
3.NYC Resister
NYC Resisterはブルックリンに本拠地をおき、2008年に創業した米国で最もアクティブなハッカースペースです。
日本でいうところのFab LABOで、ここに集まる人々が共同でアイデアを出しあいながら実験的にものづくりをしていくスペースになっています。日本でも浸透中のシェアオフィスですね。
より早く実験的にものづくりを進めていくための最良のスペースとも言えます。
4.Foursquare
これは日本でも浸透しているのでご存知の方も多いですよね。
2009年に創業してNYのど真ん中SOHOに本拠地を置くロケーションベースのSNSサービスを行う会社です。
Check-inといって今いる場所をGPS情報を元に割り出し友人に知らせるなんてことのできるSNSです。FacebookやTwitterに連携して日本では使われています。
Googleのメンバーを経て様々な会社を立ち上げてきたCEO、Dennis Crowleyさんに話を伺ってきました。
Foursquareはこれまで抱えている5000万人のユーザーにチェックインさせて位置情報を取得しゲーム感覚で楽しめるSNS機能を提供してきましたが、その裏で様々な情報を取得してきました。ドコに何があって人々はそれに対してどんな評価をしているのか。
時間ごとの人の行動様態や都市の比較、行動と何か(例えば天気や気温など)の指標との相関性を知ることもできます。
Foursquareはこれからそういった情報を駆使して企業にマーケティング情報を売るなどビッグデータのビジネスを拡大していくそうです。
また人々が探しているものと場所のマッチングサービスなんかも可能となるでしょう。
日本ではまだ浸透していませんが、既に170万人を超える企業が顧客とつながるためにFoursquareのプラットフォームを利用しているそうです。
紹介したこれらの企業はムーブメントの一部であるということとこれから教育やコミュニティ形成など周辺に必要なインフラが次々と成長していくことでしょう。
3Dプリンタで今までと違った方法で創りたいと思ったものが作れるようになる。
単純にそのことだけを受け止めるでなく、そういったことをキッカケに社会はどのように変改していき、ライフスタイルや自分の手がけるビジネスにどんな影響があるのかということまで深く洞察しながら次なる世界、ビジネスを作っていかなければなりません。
日本ではこのムーブメントがどのように発展していくのでしょうか。
田中浩也さんを筆頭にFab LABOやFab Cafeなど少しずつ市民権を得ていますがブーミングしていくためにはもっと3Dプリンタを活用したビジネスや売るためのプラットフォームが盛り上がっていく必要があります。
またこのムーブメントを支持して集まるコミュニティが小さいのも確かです。
しかし地方では仕事がなく、最低限の教育しか施されずに人材の流出が避けられない地域がたくさんあります。一つの方向として3Dプリンタを支える産業が地方で興り、地元の学校も3Dモデリングを教える。
こんな素敵なストーリーも起こりうるのではないでしょうか。
ビジネスを興していくプロデューサーとして未来を先導する新しいビジネスを使って地方の問題も同時に解決していくといった形で事業を興していくべきでというように感じました。
2014.4.1
All, Event, kotobaworks, Koyo, People
十津川鼓動の会HPリニューアル!
十津川村はもっともっと認知してもらいたい魅力をたくさんもっているのですが、情報発信の整備が弱くなかなか知ってもらうことが出来ておりません。
特に一見さんの観光客が魅力を存分に味わうということはかなり難しいと感じています。
そんな中で十津川村には歴史を語り継ぎながら観光地を案内する語り部という素敵な集団がいます。
この語り部をもっと活用して十津川村を知ってもらおうということで村の協力も借りながら、語り部が所属する「十津川鼓動の会」さんと弊社「株式会社kotobaworks」、Web制作会社の「村式株式会社」さん、そして横浜から十津川村に移住して十津川を盛り上げようと奮闘している「横山兼大」さんの4者で十津川鼓動の会のHPを整備しました。
完成版がこちら
http://kodonokai.sakura.ne.jp/
今までのサイトは予約できることやどんな人達なのかわかりづらく、簡単に利用頂くことができていませんでした。
そこで伝える情報の量とレイアウトを整備し、新たに予約フォームを設置することで利用しやすいサイトが完成しました!
予約フォーム
十津川鼓動の会予約フォーム
あとは拡散あるのみで、十津川村に興味を持ってくれた人みんなに届くようにしていかなければなりません。
Facebookページもあります。
十津川鼓動の会facebookページ
どうぞみなさま拡散のご協力のほどよろしくお願い致します!