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2012.5.21

All, Kotoba, People

インターネットと向き合うこと

現在、サンノゼに出張に来ています。
 
そんな中、サンタクララ・ヒルトンにて、感動したこと。Dinner Placeに向かうのに、色々トラブルあり、夜9時過ぎにして、なかなか車は来ないは、日曜日で店は閉まり出すわ、でもどうしてもホテルの外でアジア料理、特に日本料理が食べたかった我々。ホテルの方がいろいろ探しながら、会話の中、この店はあいてる、あいていない、現地のいわばTabelogとグルナビが合体したようなYelpを見ながらサーチ。
 
その時、
ひとりの男性スタッフ、「ここはあいているよ」、
女性スタッフ「いや、どうかな」、
男性スタッフ「だって、11時までって書いてあるじゃん」、
女性スタッフ「いや、インターネットの情報は信用ならない」、
男性スタッフ「じゃあ、電話してみ?」、
っと女性スタッフが電話したところ、
女性スタッフ「今日は9時半でおしまいだって、、、」、
男性スタッフ「えっ!だってここに書いてあるのに」
 
っとネット情報を指さし、
 
女性スタッフ「だって、それインターネットに書いてあるだけだから、リアルじゃないよ、いつもそうじゃん。信用ならない」
 
なんとも、、、、Yahoo本社の並びにあるホテルでこの会話。皮肉なものです。
 
「インターネット≒正」の概念がはびこりつある中、この彼女の主張には、頭を打たれたとともに、大いに安心しました。実際に彼女の発言は、その通りだと思います。
 
そして電話で一生懸命、迅速にダブルチェックしてくれたからこそ、結局、日曜日の遅い時間にも関わらず、ちゃんとしたレストランにリーチ出来ました。
 
インターネットにはインターネットの良さと強さがあります。
 
でもその一方で、「実際に起きていること」「直にリアルな世界」を確認すること、この大切さを忘れずにいること。
 
それでこそ、本当の意味で社会に役立つインターネットの価値が広がるのだと、あらためて痛感したやり取りでした。
 
ホテルのみなさん、ありがとう!!!