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【ビジネスモデル】IoT×インフラ

リサーチャーの清水です。

 

昨今、大きな注目を集めているビジネスキーワード「IoT(Internet of Things)」に関連して、

新たなビジネスモデルが誕生しています。

今回はこのIoT関連のビジネスモデルを紹介させていただきます。

 

IoTに関しては色々な形で説明されていたり、定義づけられていたりしますが、

まずここでは「従来の情報通信機器(PC、スマホ、etc)だけでなく、あらゆるものが接続されたインターネット」となることによって、

モノ同士で相互に通信することが可能になり、

インターネットに接続されたモノがそれ自身で自動制御を行うこと、とさせていただきます。

 

このIoTを利用したビジネスを行っているのが、ノルウェーの建設工事会社NCC Roads社です。

同社は道路舗装などの道路工事の際に、工事サービスと同時に、

道路にセンサーを埋め込むことを行っています。

 

そして、その埋め込んだセンサーをクラウドに接続し、

そこから得られる道路状況の詳細な情報を、

運送業者といった関連会社にセンサーデータとして販売して利益を得るというビジネスを行っています。

 

 

NCC Roads社のように、建設工事会社という、

少し前までは通信やデータとは一見関係がないと思われていた業種の会社であっても、

IoTにより新しいテクノロジーを活用した、新しいビジネスモデルを生み出す時代が来ていることを感じさせます。